園日記
春一番
ある日春一番の突風が吹き、幼稚園の中はたくさんの落ち葉が溢れていました。
春の精のイタズラでしょうか。
こどもの森に行ってみると、風に吹かれて折れた一本の大きな枝が落ちていました。
とても丈夫で立派な木。
何かに使えないかと考えました。
まず木をのこぎりで切り落とし、
先端にタオルをぐるぐる巻いて、
その上に針金をぐるぐる巻いて…
トーチの出来上がりです。
トーチとは、棒状のもので先端に火を灯す道具のことです。
こひつじ幼稚園では夏休みにぽぷらさん(年長児)がお泊り会を行います。
その中にキャンプファイヤーのお楽しみがあります。
火の精からもらった火を、トーチから木々に移し…
燃える炎を囲んで夜のひと時を過ごします。
毎年子どもたちの元気な歌声が森いっぱいに響き渡ります。
火の粉を散らして燃え上がる炎にも負けません。心躍る大イベントです!
春の精の力を借りて、今年度のトーチは準備ができました♪
すでに夏のお泊り会が待ち遠しいです。