園日記

桜が満開になり心地よい風が吹く季節になりました。

先生たちは長期休みの際に、園内で研修を行い保育の知識や技術を深めていきます。

春休みの研修では、こひつじ幼稚園の保育について改めて全員で確認をしたり、具体例をあげて実践をしたりしました。

他にも発言力をつけるための研修も行いました。

この研修では「発言力とは何か」を考えながら、思いやりを持って相手に伝える事の大切さについて学びました。

発言力とは、単に自分の意見を強く押しだす事ではなく「相手に伝わるように、自分の気持ちを表現する力」です。

発言力がある人は、周りとのコミュニケーションが円滑になり、仕事の質も向上していきます。

そこでまずは、ポジティブな言葉を相手に伝えるゲームをしました。

お手玉を投げるのと同時にポジティブな言葉を相手に伝えていくというゲームです。

普段は思っていてもなかなか言えない言葉をこのゲームを通して相手に伝える事が出来ました。

ポジティブな言葉をもらうと少し照れくささもありますが、とても嬉しい気持ちにもなりました♪

ゲームが終わると「楽しかった」という先生たちの声が沢山聞けました。

ポジティブな言葉のパワーを感じ、これから今以上に子ども達にも周りの先生たちにもポジティブな声掛けが出来るように心掛けていきたいと思いました。

ゲームの後には、実際にポジティブで思いやりのある言葉への言い換え方や伝え方について話し合いました。

相手を気遣い、その気持ちや立場を考えた上で、「どのように伝えると正確な情報を伝える事が出来るのか」「どうしたら相手の気持ちを考えた伝え方が出来るのか」など具体的な例を挙げながら、話し合う事で、より理解を深める事が出来ました。

研修で学んだ事を保育で生かし、子ども達や保護者の方、先生みんながより楽しく過ごせる幼稚園を作っていきたいと思います。