心と体をのびやかに育む環境遊びの世界を無限に広げられる緑あふれる森と、独創的な空間。

当園には、子どもたちが自由にファンタジーの翼を広げられる環境があります。リズミカルで独創的なデザインに富んだ園舎は、まるでおとぎ話に出てくるような幻想的な空間。また80種類以上、約200本の樹木がすくすくと育つ園庭「こどもの森」は、まさに子どもたちの楽園です。泥だんごを作り、どんぐりを拾い集め、落ち葉の山をつくってダイビング。砂場のおままごとでも、木の実や葉っぱが登場します。遊びの可能性をどこまでも広げられる、無限の想像力に響き合う園庭です。

また、1年を通して、子どもたちに季節というものを教えてくれる森。春は、森全体が芽吹きのやわらかな萌黄色に包まれ、木洩れ日までも強くきらめくような夏の森では、セミのほか、クワガタムシの姿を見かけることも。木々の葉が赤や黄色に色づく秋には、地面は一面、落ち葉の絨毯となります。自然の営みを肌で感じながら、ほかの生き物と共に生きていることをおのずと学べる環境です。また、小さな生き物たちとふれあう中で「命はひとつしかない」という大切な学びもあります。

屋内外どこでも走りまわれる園内は、子どもの体力づくり、また日頃からストレスを溜めさせないためにも理想的な環境です。「静」の時間と「動」の時間が、まるで呼吸するようにくりかえされる当園の一日。この毎日のリズムが、子どもたちの心を安らがせてくれます。静かにお集まりのひとときを過ごした後は、自由に遊ぶ時間。この時「こどもの森」や園舎で遊ぶ子どもたちの動きは、本能的ともいえるほどダイナミック。全身運動とともにエネルギーを発散できる、体にも心にも大切な環境です。

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  • 1日々、森の自然とともに過ごす子どもたち。2園の入口を抜けると中庭へ。大きなクスノキがのびのびと枝を広げています。34子どもたちは全身を使って遊びこみます。56季節によって、さまざまな木の実を収穫できる敷地内。プラムやアンズ、梅は手づくりのジュースに。春には竹の子も生えてきます。 7虫とりに夢中な男の子たち。森にはクワガタムシもやってきます。8やわらかな曲線を描くシュタイナー建築の園舎。階段や踊り場には、肌ざわりのいい木製のタイルも敷き詰められています。9木の温もりあふれる子どもたちのお部屋。照明は明るすぎず、窓から差しこむ自然光によって、その日のお天気や季節が感じられる建物です。10約2500冊の蔵書が並ぶ絵本回廊。保護者の方々のご協力によって貸出が管理され、本が大切に守られています。 1112屋内でも全力で遊ぶ子どもたち。子どもの目線でしか見つけられないような場所にも可愛いデザインが。

季節の景色に彩られる温かなおうちのような園舎

緑あふれる敷地内に、一つひとつのクラスが小さなおうちのように構成された園舎は、無垢の木など自然素材を多用したシュタイナー建築の建物です。

淡い暖色系の空間には、小さな窓から季節の光が差しこみます。お部屋の扉を閉めれば外界から切り離され、自然と集中できる空間に。

子どもたちが創りだす空気によって、お部屋はすっぽり、ひとつの世界に包まれます。土間は、雨の日にも屋根の下で思いきり走り回れる広さ。傾斜のある広場や不揃いの階段も、子どもたちは野山を駆けるように遊んでいます。