園日記

蜜蝋粘土

2020.5.19

みなさん、先月お家に届いた蜜蝋粘土でどんな風に遊んでいますか?

 

こひつじ幼稚園の子どもたちが大好きな蜜蝋粘土について、ご紹介しますね 🙂

 

ほのかに甘い香りのする蜜蝋粘土は、

「働きものの蜂さんが一生懸命集めてくれた蜜で出来ているから、大事に使おうね。」

と子どもたちに伝えています。

みんなで輪になり、ろうそくの火を灯して、

♪~ ビーズワックス ビーズワックス はじまり〜

と歌を歌ってから始めます。

 

最初は硬い蜜蝋粘土ですが小さい手でぎゅーっと握っていると温まり、次第に柔らかくなります。

中には、息を「はぁーはぁー」とかけて温める子もいますよ 😉

少しずつ柔らかくなってくると細く伸ばし始める子、小さくちぎる子、形を作る子など、一人一人が自分の世界を楽しみ、真剣な表情で、思い思いに楽しんでいます。

蜜蝋粘土は、何かの形を作り上げることではなく、一人ひとりが自分の世界の中で形の変化を楽しむ、ということを大切にしています。

大人になると、自由に…と思っても、何かの形を目標にして作る、その過程の方が楽しいと感じるものですが、

子どもたちが蜜蝋粘土を楽しんだ後並べてみると、様々な形があり、細く伸ばしたものをとってみても2つと同じ形のものはなく、面白いです。

 

そんな蜜蝋粘土を使って先生たちも遊んでみました♪

いろんな色を組み合わせてみたり、ひたすらに伸ばしてみたり。。蜜蝋粘土の変化を存分に楽しみました 😀

いくつか紹介しますね。

 

薄く伸ばした蜜蝋粘土をじっと見ていると葉っぱに見えてきたり、細く伸ばしたものをくるくると巻くとカタツムリや蝶みたいになったり、たくさんのアイディアが浮かびました!

 

伸ばしたり、丸くしたりと触るだけで夢中になり、心が落ち着きますよ 😳

是非、お家でもお子様と一緒に蜜蝋粘土を楽しんでみてはいかがですか?

蜜蝋粘土が終わったあとは手の匂いを嗅いでみてくださいね。ほんのりと甘い良い香りがしますよ。