園日記
ぽぷらさんお泊りキャンプ
7月17~18日、ぽぷらさんのお泊りキャンプがありました
以前からキャンプを楽しみにしていた子どもたち、当日はわくわくどきどきした表情で幼稚園の門をくぐっていました。お家の人に「いってきます!」を言ってバスに乗り、いよいよ大野城キャンプ場へ出発です!
バスを降りると、まずは山登り!
それぞれのお部屋ごとに列になって、山道を登っていきます。
元気いっぱいのぽぷらさん、長く続く坂道もなんのその、幼稚園にはないような木や葉っぱを見つけたり、鳥の声に耳をすませたり、落ち葉や木の根っこの感触を足で確かめながら歩いたり、体全体で山を感じ楽しみながら登っていました
子どもたちが大好きな絵本『もりのへなそうる』の”てつたくん”から、キャンプのお誘いの手紙をもらっていたぽぷらさん、木に結んであるリボンや印のついた石を見つけ、「てつたくんやへなそうるが、僕たちのために印をつけてくれたのかも!」「キャンプ場はこっちだよ、って教えてくれてるのかもね!」など、お友達と話し、印を探しながら歩く姿も見られましたよ
最後は少し疲れた様子の子もいましたが、みんなで頑張って、無事に山の上のキャンプ場に到着しました
その後は、”へなそうる”が持って来てくれたスイカを食べて、それぞれ作っていた自分の水鉄砲をつかっての水遊び!友達と水をかけあったり、的あてをしたりして楽しみました
たくさん体を使って遊んだあとは、おいしいカレーを食べて元気を補給し、いよいよ天狗さんに会いにいきます!
まずは作戦会議。お部屋ごとに、教師から天狗さんについての話を聞いて、「天狗さんに会ったら、どんな風に並ぶ?」「天狗さん、動物が好きらしいよ。鳴き真似をしろっていわれたらどうしよう?」など自分たちで話し合い、練習していました
友達同士で話し合うというのはとても難しいことです。自分の考えを言葉にしたり、相手の話を聞いたり、たくさんのアイデアがあがったらその中から選んだり、、、時折教師が話にはいって調節しながらも、さすがぽぷらさん、いろいろなことを自分たちで決めることができていました
作戦会議後、実際に天狗さんに会いに行ったときには、緊張しながらも自分たちで決めた答えを一生懸命言葉にしていました。天狗さんからの試練を乗り越えたぽぷらさん、無事に”勇気の石”をもらうことができましたその石を、子どもたちは大事に大事にポケットにしまっていましたよ
その後はキャンプファイヤーをしてみんなで歌ったり踊ったり、、、楽しかった1日があっという間に終わりました。
それぞれのロッジで、お友だちと一緒にぐっすり眠りました
2日目は、朝のつどいをして、自分たちでにぎったおにぎりを食べてから、アスレチック場で遊びました!
幼稚園にはない遊具を順番を守って遊んだり、自分たちでルールを考えながら鬼ごっこをしたりしていましたよ
お世話になったキャンプ場の方にお礼を言って、バスに乗り幼稚園に帰ります。帰りのバスの中でも、キャンプの話で盛り上がっていました
この2日間、いつもとは違う環境の中で、自分のことを自分でしたり、友達と協力したり、山登りや天狗さんの試練に挑戦したりと、いろいろなことを経験したぽぷらさん、またひとまわり成長したように感じます。この経験が、これからの生活の糧となりますように
子どもたちの活動にご理解・ご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました!