園日記
干し柿作り
家の軒先に柿が吊るされているのを見ると、「日本の冬」という感じがしませんか?
昨年に引き続き、こひつじ幼稚園でも干し柿作りをしましたよ。
年長さんに声をかけ、渋柿をピーラーで剥いてもらいました。
おうちでお手伝いをしていてピーラーを使い慣れている子もいますが、
「どうやって剥くの?」と最初は戸惑う子も。
始めの部分だけ少し手伝ったり、「お友達がしてるのをよーく見てごらん」と言うと、
自分でピーラーの角度などを工夫しながら剥いていける子がほとんどでした。
お友達と一緒剥くとあっという間。
150個あった渋柿が、2日かけて年長さん64人にどんどん剥かれていき、、、
吊るすと 幼稚園内がなんとも言えない 素敵な風景になりました。
「皮を剥いたら渋柿を味見してみよう!」
と、小さく切った柿を渡すと、
「しびれるみたいな味ー!」という声が聞かれる中、
「・・・おいしい!!もっと食べたい!!」
と、多くの子が予想外の反応。
もっと食べたくて、頑張って何個も剥く子もいたくらいです。
一口で「うっ・・・」とギブアップしていた教師たちは、そんな子たちにびっくり 😯 でした。
ピーラーを使い慣れず、ほんの少し指を怪我した子もいましたが、
一つ剥き終わるまで、ぐっと集中して取り組む姿に、
やはり
「子どもって手を動かすことが好きなんだなぁ」
と感じた活動でした。
そして終園日には、各クラスで一人1/3個~1/2個ずつ味わいましたよ。
「あんなに渋かった柿が、干すだけでこーんなに甘くなったんだね。
栄養も、元の柿よりずっとあるんだって」
と伝えると
「おいしい!」「本当に甘いね!」「力が湧いてきた」
という声。
それに交じって、「渋柿の方がおいしかった」という稀有な意見も・・・(笑)
クリスマスシーズンに干し柿。
園内の景観的にはほんのちょっとミスマッチな気もしましたが、子どもたちにとっては
充実して、美味しい経験がまた一つできました♪
2021年もいよいよ終わりを迎えますね。
本年も大変お世話になりました。
皆さんが素敵な新年を迎えられますよう、職員一同お祈りしています。