こひつじアート

未来の食卓

2009.9.8

こひつじ農園で子どもたちが植えた野菜などを収穫しています。
さつまいもは大きくなっているでしょうか?

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オクラは茹でて
給食で食べます。

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未来の食卓 
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もうすぐKBCシネマでフランスのドキュメンタリー映画
「未来の食卓」 の上映がはじまります。

この映画は、南フランスにある、バルジャックという
小さな村で起こった実話です。

学校給食と高齢者の宅配給食のすべてを
オーガニックにするという、村長さんの
大胆なアイディアから話は始まりました。

バルジャック村はのんびりとした田舎の
農村にもかかわらず、ガンや白血病に
かかる子どもたちが異常に多かったからです。

原因を調べてみると、地元の農業に
使われている農薬が、病気に大きく
影響していることがわかりました。

しかし、はじめは村の大人たちも
戸惑います。オーガニックは値段
が高いのに、はたして村の財政は
大丈夫?

でも、村人たちの意識も
だんだんと変り、経済的には
いままでと同じでも、オーガニックを
学校や日常生活に取り入れるのは可能だと
考えるようになっていきます。

現在、このバルジャック村のオーガニックの
組織運営は、近隣の町ならず、理想的なモデルとして
世界中から注目をあつめているそうです。

ユネスコ会議での研究者のスピーチや、随所に
もりこまれている食品成分表示など、
おもわずうなってしまう場面も多いようで
未来を考えさせられる映画のようです。

今年のこひつじ文集のテーマは『食べる』です。
とても興味深いテーマですので、

映画もぜひ見に行きたいですね。