インポート

オイリュトミー

2013.2.14

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今日は今年度最後のオイリュトミーでした。

先生のお話や歌を聞き、リズムを感じながら体を動かすオイリュトミー。
子どもたちの心に働きかけ、ファンタジーを通して意志の力を引き出すと共に、身体能力も高めていきます。

5月に始まったときはぐみのきさんもそわそわしていて、クラスとしてのまとまりもあまり感じられない様子でした。しかし子どもたちの成長や、おへやの子同士の関係の深まりと共に、オイリュトミーの様子や雰囲気は徐々に変わってきました。
最後のオイリュトミーにもなると、子どもたちはとても集中していて、クラスとしてもまとまっているなぁという印象でした。そして本当に楽しそうな目でオイリュトミーの先生を見ていましたよ。
オイリュトミーからはその時のおへやの様子や雰囲気、そして子どもの成長の様子が見えてきます。それはもちろん保育にも生かしていきます。

オイリュトミーに大切なのは「きちんとすること」ではないそうです。オイリュトミーの世界、ファンタジーの世界を自分なりに楽しみ、その経験を通して心や体を成長させていくことが大事なのでしょう。動きが鈍い子もいます。ただ観察しているだけの子もいたりします。しかしそれがその子にとってのオイリュトミーなのです。

子どもたちのオイリュトミーを楽しみにしている姿、そして実際にとても嬉しそうに参加している姿。それらを見ていると、子どもたちにとってオイリュトミーが、月に1回にも関わらず、本当に大きな心の喜びにつながっているんだなと感じます。

田原先生、1年間ありがとうございました。